農園事業
永田工務店は、田畑の作物の育成と田畑の効率化を図ります。
一つ目の理由
私達の幼いころの京都市西京区は、田畑が沢山あり緑が豊かなところでしたが、今は田畑も切り開かれ住宅やマンションの建築が進み大きく変化したのです。また、作物はスーパーに行くと何時でも手に入り、何不自由のない世の中になってきました。
ただ、何か寂しさを感じるのです…農家の方達が一生懸命作物を育てている姿を見たり、私達がイタズラで田畑に入りおじさんに叱られたり、また作物を刈り取られている姿を見て、私達は人としての考え方や食べ物の大切さを覚えたように感じます。建築屋として住宅を建てる為に田畑を切り開くことは避けられないのですが、私達の幼いころに感じた『思い』だけでも私達の子供たちに伝えていくため永田工務店は農園事業をスタートしました。
二つ目の理由
私達分譲業者は、市街化地区の田畑を買い取り造成を行う事が多々あります。
その田畑に住宅を建てる前に造成工事を行うとき、農業の方々が長年培ってきた『泥土』を産業廃棄物として高いお金を支払い処分してきたのです。私達永田工務店はその矛盾を
前から『おかしい…』と考えていました。
泥土を作ろうと思っても簡単に作れないのに…そこで永田工務店は自分達で農業を行うことで解消できないか!と考えました。
高いお金を支払い分譲住宅を購入してくれたお客様の負担を取り除き、また長年培ってきた農家の皆様の思いのこもった泥土を再利用するため農園事業をスタートしたのです。
(泥土の上には、構造面や安全面から建築を行うことができないのです。)
現在の取り組み
現在、永田工務店では、たけのこ畑や田んぼもあり、春にはたけのこ堀りや初夏には田植え、秋にはさつまいも掘りをお客様と一緒に体験できるような機会を設けたいと考えています。
私達の感じた『思い』を子供たちにも感じていただければと思います。
もちろん、収穫した作物はお客様ご自身でご堪能ください。