私は、木造建築の大工として建築業界に入りました。 ですが大工工事は図面通りに忠実に工事を行うことが全てでした。
その気持ちは今でも同じなのですが、図面を見ながら『ここに収納があったら…』『こんな風なデザインなら…』『自分の家ならこんな設備が初めからついていたら…後から付けたら高いのに…』と、心の中で呟きながら仕事をしていたのですが、そんな気持ちを『かたち』にするために、総合的に建築工事を行うようになりました。
これからは家を建てることだけでなく、街づくりにも力を注ぎ、団地の中で子供と大人が道路や公園でキャッチボールをしている風景を想像しながら温かい街づくりを考えて行きます。