私達の幼いころの京都市西京区は、田畑が沢山あり緑が豊かなところでしたが、今は田畑も切り開かれ住宅やマンションの建築が進み大きく変化したのです。また、作物はスーパーに行くと何時でも手に入り、何不自由のない世の中になってきました。
ただ、何か寂しさを感じるのです…農家の方達が一生懸命作物を育てている姿を見たり、私達がイタズラで田畑に入りおじさんに叱られたり、また作物を刈り取られている姿を見て、私達は人としての考え方や食べ物の大切さを覚えたように感じます。建築屋として住宅を建てる為に田畑を切り開くことは避けられないのですが、私達の幼いころに感じた『思い』だけでも私達の子供たちに伝えていくため永田工務店は農園事業をスタートしました。